MXで放送中のドラマ、おいしい給食がかなり面白い。
主人公は市原隼人。なんかウォーターボーイズぶりに見たな。今回は教師役である。
このドラマ、簡単に言えば、学校給食版孤独のグルメな感じだ。
ただ、給食がメインすぎて、授業とか一切描写が無いのがすごい。松重ゴローは仕事してる場面もかなりあるのに。
給食は80年代を取り扱っている。俺は90年代給食だったので容器とか牛乳とか結構違くて勉強になる。
食べる前に校歌歌ったり、
微妙に量が少なかったり。牛乳は瓶だったのか。
市原教師は給食について独り言を心の中でしゃべりながら食べる。1品1品を詳細に語ったり、食べる順番にこだわったり。
スープにおかずを入れてしまった生徒にご愁傷様と言ったり、うちの給食の酢豚は清王朝方式だったと言って清の話しになったり。まさに給食版ゴロー。
そして給食に対し一捻り入れる生徒神野。
6話ではコッペパンにポテトサラダを入れ、さらにタルタルソースを掛け、そこにメルルーサを挟む、エッグポテトオニオンメルルーササンドを作り出して食べるという技を繰り出した。これには市原教師も俺にも食わせろと敗北宣言。
全10話らしく残り4話しかない。見逃していたのが非常に悔やまれる。
給食ということもあり、豚肉炒めと豚汁で豚がダブルといったゴローの得意技は発生しない。が、ただの給食でここまでテンションを上げる教師というのもすごいものがある。
しかし、市原隼人、しばらく見ないうちにガタイが良くなったようにも見える。
これは松重ゴローが食のインフレに対し限界が来たら、その後釜として納まることも考えられる。
市原ゴローも見てみたい。アームロックも絵になりそうだ。