昔、蜜蜂を飼っていた話。

花壇に蜜蜂がウヨウヨいた。もうそんな季節なのか。早いな。

 

昔、実家で日本蜜蜂を飼っていたことがある。たぶん千匹はいたと思う。

親はほぼ無装備で蜜蜂の中を平気で過ごしていたが俺はそうではない。蜜蜂が300匹くらい飛んでいる中を通らなくてはいけないことが何度かあり、その度に刺されまくっていた。

ゆっくり動けば何もされないらしいが、小さい子供にそれは無理だ。全力で走ってしまう。そうすると蜂が攻撃してくる。

累計で20回以上は刺されていると思う。これがオオスズメバチだったら20回は死んでいるのか。恐ろしいな。

 

オオスズメバチも当然いて、蜜蜂と争っていた。

よく頭部だけ発見することがあった。他の昆虫も沢山いたのでそいつらにやられたのであろうか。それか蜜蜂にやられた後でアリに食べられたか。自爆戦法だったはずが蜜蜂の方の死骸は見ることは無かった。

オオスズメバチが死ぬ環境とか恐ろしいな。

 

そんな蜜蜂たちも今は放流してしまい、近所の公共施設に根付いたとか聞いた。

とにかく、蜜蜂の集団に出くわしたら、ノトーリアスBIGに対峙したがごとくゆっくり動く。これが刺されないやり方だ。