それでも私は

微熱で小田急線に乗る。結局鎌倉に行くことに。
藤沢に着いてあと数分だと思ったら乗り換え待ちが30分あって呆然とした。
北鎌倉駅下車。予想通り観光目的の方々が大量に降りた。猫の額ほどの改札は悲鳴を上げているようにも見えた。こんなときスイカは楽だな。


流れとしては、北鎌倉駅から①東慶寺→②浄智寺→③葛原岡神社→④日野俊基墓→⑤銭洗弁財天→⑥大仏→⑦鶴岡八幡宮。例年の日光は山といいつつもそんなに辛くなかったので、シャツにカーデガン、コンバース(新品)。無事だったのは最初だけで、②から③へは死ぬかと思った。
まさか山道がこんにも険しい道だとは思わなかった。自分以外ハイキングスタイルだし。まわりの人からは「その格好で山越えとは命知らずな」と聞こえてくるようだった。
実際、落ちたら終わりですよと言わんばかりの道が続く。ここまで歩いてきて熱が上がっていることも承知でグイグイ押していく。


「集中力を少しでも乱したらふらついて落ちる。」そんなことが脳裏に浮かんで、当初の目的だった高いところから紅葉を眺めるという目論みは早くも崩れていた。
おまけに靴、新品だよ。馴染んでもいない靴で山登りなんて聞いたことねぇよ。


やたら狭い歩道を歩き駅へ。・・・やっぱ日光の方が観光整備がされていて移動しやすいな。
江ノ電に10数年振りに乗った。予想より速度が速かった。街中を通るので世田谷線と同じくらいかと思ったが5倍は出てる。


最後に鶴岡八幡宮。すでに足は鉛と化していた。境内では七五三や結婚式が行われていたらしく正装の人を多く見かけた。
国立の医学部を目指して3浪中の友達へお守りを購入。ここで足は自然と帰りの方面へ。

思ったこと、やたらカップルが多いわ。その次は家族。今月で彼女と別れて3ヶ月になるがしんみりしてしまう。
おみくじでの交際欄には「利を追い過ぎている 注意」との警告が・・・