おぎのや・横川駅ともに群馬では知らない人がいない程の知名度である。
駅弁と言えば、スーパーの駅弁大会である。デパートなんかでも催されているが、前橋で働いているときに大変な事態が起こった。
各地の駅弁を仕入れる訳だが、責任者の副店長が峠の釜めしをこれでもかと発注してしまったのだ。
群馬県では知名度抜群とはいえ、群馬県民が買うわけではない。むしろ群馬県以外の駅弁を多く発注すべきである。当然、めっちゃ残ることとなる。
副店長は店長に怒られまくりながら、半額シールを貼っていた。それでもかなり売れ残り、半額を超えるおつとめ品(9割引)が発動することとなった。
「その地域に行って、その列車に乗らないと食べられないお弁当だからこそ食べたいと思うの。」
って広末涼子も言ってただろうが。と言いたかったが、残っていると買わされるのでさっさと帰った。
翌日、やはり売れ残りが発生していた。期限も切れていることもあり、無料で頂くことが出来た。期限切れでも全然おいしかった。さすが群馬名物。