電車で座って外を眺めていると、隣に高校生が座ってきた。なんてことない普通の男子高校生だ。
スマホを取り出し、なにやら操作している。
ちらっとみてみると、明らかに盗撮したであろう写真を眺めていた。
コイツやべえ。
1枚2秒ほどの待機時間で次々とスライドさせていく。非常に慣れた手つきだ。
写真はどれも後ろ姿、首から下かつ足首までと、こだわりのあるアングルで撮影したものばかりだった。
200枚ほどいったところで、観ているのに気が付いたのか、隣りの車両に高速で移動していった(しかもきっちりドアまで閉めて)。
盗撮写真は、女子高生から若い女性までと様々だった。守備範囲は15才~30才といったところか。よく気づかれずに集めたもんだ。
しかし、高校生の時点で盗撮を常習としているとは恐れ入る。
この時代が狂わせたのか・・?
盗撮写真を眺めている姿を盗撮するのが正解だったかなぁ。