ソニーウォークマンSシリーズNW-S315レビュー

ソニー渾身のうんこ、ウォークマンNW-S315を使った感想を記す。

今回購入に至ったのは、使っていたウォークマンの電池が寿命を迎えたためである。

アナログ人間なので、タッチパネルではなくボタン操作ということもありこれに決めた。しかしそれは思いっきり判断ミスだった。

改めて言おう、今回のSシリーズはとんでもない大型地雷であった。

 

まず、16GBとあるがシステムなどの関係で14GBしかない。2GBは一体どこへ行ったのだろう。。

続いて、データを移すアプリケーションMusic Center for PC(笑)の存在。

これがとてつもないうんこで、学生が適当に作りましたよってくらいのクソソフト。

最初はXアプリに接続したのだが、データが移せなく困っていたところ、このアプリケーションの存在に気づく。いや、気づいてはいけなかったのかもしれない。そのまま購入した家電量販店に返品するべきであった。

 

すさまじく地味でうんこなアプリ、Music Center for PC(笑)にとりあえず曲データは移せた。ものすごく重くて起動にえらく時間がかかったけどな!

年代やジャンル毎にプレイリストに分け、ウォークマンに転送。ここまではよかった。しかし、本当の地獄はここからであった。

 

プレイリスト1を聴いていたところ、いきなり音楽が止まった。

わけもわからず故障か初期不良かと思いながらぽちぽちしているとプレイリスト2の曲が始まった。

しかし、プレイリスト2の曲も突然止まった。

おかしいと思い調べてみると、今回のSシリーズはプレイリスト内の曲が最後までいったらそれで終わりという仕様になっていた。とんでもない話である。

以前使っていたウォークマンはプレイリスト1が終わったらプレイリスト2と自動で再生が始まった。

しかしソニーウォークマンsシリーズNW-S315にはその機能を消し去っており、その都度手動操作をしないといけないという、凄まじいうんこ仕様となっていた。

当然、連続再生機能は付いているのが当たり前と誰しもが思っている機能である。

しかしソニーはそれを許さず、あたかもカセットテープを入れ替えるが如く、手動操作を強要するのである。

それだけで悪夢は終わらない。各番号のプレイリストは音楽が終わると、何故か1に戻るシステムになっており、プレイリスト49が終わってプレイリスト50の音楽を始めるには、プレイリスト1からぽちぽちぽちぽちと手動操作をしてプレイリスト50にカーソルを定めないといけないのだ。

ものすごく面倒な操作である。

これに関して公式の見解は、プレイリスト1に全曲入れればいいだろというものである。飽きれるものがある。

 

この事実を知っていたら、まず、100%買うことはなかったであろう。

画面に関しても相当な出来で、7年間使っているガラケーの方が画面が綺麗という飽きれた出来である。

ジャケット画像が少しでも細かいと、一体何を表示しているのかさっぱり分からないという状況に陥る。

Xアプリでは画像をドラッグするだけで変更できたが、Music Center for PC(笑)では、いちいちプロパティを開いてジャケット写真→ジャケット写真を選択としなければならないのである。細かい画像については全て簡素な画像に入れ替えた。ものすごく大変だった。

ついでに、付属のイヤホンもぽろぽろ外れるという糞仕様。1週間で捨てた。一体、誰が使うことを目的として作られたのかまったくもって謎である。

 

以上、感想なのだが、自分が今まで購入してきた家電製品20年分の中で、一番の糞と自信を持って言える出来となっている。俗に言う「買ってはいけないもの」である。

ただ、シンプルな操作(笑)と再生時間(50時間)は褒めていいかもしれない。

アーティスト別とかジャンル別とか、分けることをしない人、長時間聞ければそれでいいと言う人にはおすすめであろう。

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Xアプリ/ジャケ写が流れスマートな画面

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Music Center for PC(笑)/文字だけ(笑)学生が適当に作ったとしか思えない