食品メーカー女性社員の枕営業

昨日、勝手に発注されたり在庫を送り込んできたりする商品を容赦無く捨てると書いたが、ちゃんと理由がある。

 

スーパーにおける新商品の販売にはメーカーが必ず絡んでくるのだが、商品を決めるバイヤーに対し、メーカー側が女を送り込んで枕営業をするのである。

新商品のテスト販売をして、売れようが売れまいが関係無しに導入商品が決まっていくのである。テスト販売すらしないで決まることもあった。

当然、売れないものは売れないので、どの店舗も発注をしなくなる。倉庫に沢山在庫が溜まることとなり、結果、店舗に無理やり送り込むこととなる。

枕営業で商品が決まることを知ってからは、送り込み商品は何が来ようがどんなに高値だろうが捨てることにしていた。半額でも売れない欠陥品とかだったしねタピオカどら焼きみたいな。

この時点でバイヤーの渋谷はバツ2だったが、メーカー女と結婚するためにバツ3になった。結婚の噂は過去例をみないスピードで拡散し、俺とか同僚はやっぱりねとか言い合っていた。

 

バイヤーが他の人に変わり、商品カテゴリー別にさらにバイヤーが増えたことにより、ちゃんとした商品を扱うようになった。渋谷は他部門へ追放となった。

スーパーで何でこんな商品扱ってんの?とか余りまくってご愁傷様みたいになっているときは、こっちも困ってんだよと察して欲しい。