中学の時の学校内陸上競技大会

この間の日記、校内陸上、

肺活量の多い人間は長距離走が速いのか問題 - ~Long Passage~

 

基本的には体育委員と連携なのだけど、陸上部の負担はすごいものがあった。

 

まず、前日のグランド整備。

普段は300mトラックなのだけど、各クラスの待機スペースなどを考えて、当日は200mトラックを用意しなければならない。

サッカー部にゴールをどかしてもらい、ラインを引くこととなる。

計算をするのは学年3位のテツヤ(のちに慶応大学へ進学)。

テツヤが計算している間に、幅跳びの土を耕し、高跳びのマット、バーを用意しグランドの小石を取り除く。

テツヤの計算が終わるので、メジャーを持ってグランドに足で線を引く。その後ライン引きでなぞってトラックは完成。

その後で100m、200mのスタート、ゴールラインを引き、トンボとブラシで綺麗にして終わり。

小石を取り除くのが面倒なんだけど、野球部の馬鹿どもが裸足で走るもんだから怪我防止策を取らなくてはならない。めんどくさ。

 

で、当日。

フィールド種目は委員会に任せて、スターター、計測、隙あらばライン引き直し&グランド整備を行う。

短距離のスターターなんか乱れ撃ち状態。厳しくすると運営時間に関わってくるので、多少のフライングならOKにしてた。明らかなフライングはやり直しで警告するんだけど、野球部の多いこと多いこと。そこの坊主頭、お前失格にするぞふざけんなといちいち言わなきゃいけない。

お昼休みは午後の決勝のためのグランド整備となる。

 

校内陸上はクラス対抗なのだが、野球部対サッカー部対バスケ部対陸上部対帰宅部&文化部の図式となっていた。

高校だとまずありえないのだけど、帰宅部が決勝に進んでいたりする。宮沢雪乃かお前らは。

 

3年は種目が200mになり、戦略が重要になってくる。

セパレートではなく、オープンなので、スタートするといきなり全員がインコースになだれ込む。

そして200mグランド特有のきっついコーナー。速すぎると曲がりきれないので、減速テクニックが必要になってくる。

スタートからコーナーを出るまではサッカー部のグランド。最後の直線は陸上部のグランド。グランドの質が明らかに違うので本来の実力を出せるのは最後の直線だけ。コーナーまで団子状態だがここで一気に差が付く。関東大会に出場したヤマダの独壇場であった。

ちなみに短距離系の記録保持者は関東で優勝したイノウエ先輩。さすがのヤマダでも及ばなかった。

 

最後の種目はクラス対抗リレー。

確かうちのクラスは、野球部&テニス部&帰宅部で組んでた気がする。俺はスターターなので出れず。

いかにヤマダを止めるかなんだけど、ヤマダのクラスには同じ短距離のスギヤマまで居たので無理だろうなと考えていて、結果、やっぱり無理だった。勝てんわ。

 

閉会式後にグランドのラインをブラシで消し、いつもの300mトラックのラインを引いていく。消えかかってはいるが、かすかに残っているのでそれをなぞっていく。

テントの片付けとかでみんな疲れまくっているので練習は無かった気がする。

 

個人的に楽しんだのは、走り高跳び

陸上部のマサヒコとテニス部のアツシが毎年戦うことになる。背面飛び対ベリーロールは見ごたえがあった。

 

 

高校に入り、そこの陸上部で八街出身のやつがいて、部活対抗リレーがあったと話をしたことがある。

陸上部がユニフォーム&スパイクという容赦無い装備で、他の部活に絶望を与えたとか。

うわぁ、鬼畜だなぁと思った。